愛の中身
- 2010年12月30日 |
- ├男女の愛 |

私たちのほとんどが『愛』という言葉を知っていることでしょう。
しかし、実際に『愛の中身』を知っている人は少ないのではないでしょうか。
私は、それぞれの人によって、『愛』に対する定義が異なっていると思います。
たとえば、ある男性は、外で浮気をしても、家庭を壊さずにいることが、愛だと考えます。
また、ある男性は、妻がどんなに不満や文句を言っても、ひたすら耐えることを、愛だと考えています。
また、ある男性は、経済的な保障をすることが、愛だと思っています。
また、ある女性は、毎日、義務的に夫の食事や身の回りの世話をすることを、愛だと考えています。
また、ある女性は、セ○○スをすることが愛だと思っています。
他にも、もっとたくさんの『愛』の定義があることでしょう。
つまり、人それぞれ、考えている『愛の意味』が違うということです。
そうなると、たとえ夫婦といっても、夫と妻とでは、自分たちが考えている『愛』が違う可能性があるのです。
たとえば、経済的な保障をすることが愛だと思っている夫と、セ○○スをすることが愛だと思っている妻がいたとします。
この場合、夫は、少しでも多くの給料を得るために残業をし、家にはあまりいない状態になります。
帰宅時間も遅いため、肉体的に疲れてしまい、セ○○スをする余裕がないかもしれません。
一方、妻の方はというと、セ○○スをすることが愛だと考えているため、夫とのセ○○が減ることによって、『自分たちの間には、もう愛がないのかもしれない』と思い始めたりします。
そして、『自分は夫から愛されていないのだから、夫に尽くす必要はない』などと、考えるようにもなるのです。
そんな妻たちが次に取る行動はというと、夫にそっけない態度を取ったり、夫の世話の手抜きをしたり、夫のことをあまり気にしなくなったりするというわけです。
そうなると、夫は、『自分はこんなに頑張っているのに、どうして、妻は自分にそんな態度を取るのだろうか』と、疑問に思い始めるのです。
そして、夫は『自分は妻から、大切にされてない。妻はもう自分のことを愛していないんだ』と、思い始めるというわけです。
そう思い始めた夫たちが次に取る行動はというと、『自分を大切にしてくれる誰かを探し始める』ということになるのです。
その先は、皆さんが簡単に推測できるとおり、浮気や不倫といったことにつながったりもします。
これは、ひとつの例ですが、お互いが求めている『愛の中身』が違うと、お互いに『自分は愛されていない』と思ってしまう場合が、実は多いのです。
『何が愛か?』と、尋ねられても、答えは人それぞれ違うことでしょう。
あなたは、どのようなことが愛だと思っていますか。
また、あなたの夫は何を愛だと思っているのか、あなたは知っていますか。